エアラシオンとデキャンタシオン
このエアラシオンとデキャンタシオンは実は全く異なるもの!
では、一体何が違うのでしょうか?
エアラシオン
よく見るのは左側にあるカラフェ
右側にあるのはあまり見ない形ですが、同じくエアラシオンに使います
エアラシオン(aeration)はフランス語で“風を通す”“空気に触れさせる”という意味があります
若いワインや、少し酸味の高いワインに対して空気に触れさせ
香りの広がりがあまりない、所謂“閉じている”状態のワインを“開かせる”ために使用します
特徴はワインをカラフェに入れたときに、ワインが空気に触れる表面積が広いこと
私も家に一つあるのですが、かなり重宝しています◎
デキャンタシオン
では次はデキャンタシオンについて
エアラシオンと違い、
ワインを注いだ時に空気に触れる面積が小さいのが特徴
デキャンタシオンは空気に触れさせることが
目的ではないからです
その目的とは...
ワインに含まれる“澱”という、
要はワインのカスを取り除くために使用します
レストラン等で赤ワインを頼んだ時、
サービスの人がボトルに少しワインを
残すことがありませんか?
これは澱を飲まないための配慮なんです